教えて！菜果ちゃん

皆様が川崎の農業に関して思う疑問を、かわさきそだちＰＲキャラクターの「菜果(さいか)ちゃん」が応えるＱ&Ａのコーナーです。

川崎で農業なんてやっているの？

実は川崎では農業が盛んなんだよ。2015（平成 27）年時点での農地面積は579.8haで、市域面積14,435haの約4.0％が農地なんだ。

栽培されている農産物もお野菜だけじゃなくて、果物やお花とかたくさんの種類があるの。

市内で育てられている農産物は何が多いの？

「平成29年度川崎市農業実態調査」の作付面積のデータだと、下記のとおりとなるよ。
お野菜・果物・お花の項目別に、３位まで発表！

項目	順位	農産物名	作付面積※
野菜	１位	ジャガイモ	1,322
	２位	トマト	1,229
	３位	だいこん	1,209
果樹	１位	なし	2,263
	２位	かき	1,765
	３位	ミカン	1,309
花き	１位	はなもも	646
	２位	ケイトウ	226
	３位	パンジー	211

※作付面積の単位はａ（100㎡）。小数点以下切り捨て。

農家って市内にどれくらいいるの？

川崎市の農家数は、2015（平成27）年時点で1,172戸だよ。そのうち販売農家（農産物の販売を主な目的としている農家）は50.8％で、後の49.2％が自給的農家（自家消費を主な目的としている農家）なんだ。

農業経営をしている農家さんは、全体の半分くらいで、割合的には少なく感じるかも。

農地はどこの区が一番多いの？

農地の耕作面積だと、麻生区が一番多いんだ。次いで宮前区、多摩区、高津区が多いよ。詳しくは下の表を見てね。

市内産の農産物ってどこで買えるの？スーパーで買える？

スーパーに出荷している農家さんもいるけど、庭先や直売で売っている農家さんが多いよ。
農家さんのお家の近くなどで直接売る個人直売所だったり、複数の農家さんが共同で出荷する共同直売所とか、色々な形態があるの。自動販売機を設置している直売所もあるんだよ。

果物やお花は贈答用の宅配もやっていたりするの。

川崎市内には１００箇所を超える直売所があるから、あなたのお家の近くにもあるかも。
直売所の情報が載っているページもあるから、そっちもチェックしてみてね。

市内産の農産物ってどこかお店とかで食べられるの？

レストランなどのお店に卸している農家さんもいるし、自分で作った農産物を使って農家さん自身がお店で出していることもあるよ。

農家さんが出しているお店について載っているページもあるから、そっちもチェックしてみてね。

畑とかで農作業を体験したい！どこかできるところはあるの？

川崎市内でも、農業体験のイベントを開催していたり、観光農園（農作物の収穫体験ができる農園）でイチゴの摘み取り体験などができたりするよ。

体験や観光の情報が載っているページもあるから、そっちもチェックしてみてね。

他には、農家さんから指導を受けながら利用者みんなで農作業をする「体験型農園」や、区画分けされた畑を借りて野菜等を耕作する「市民農園」などもあるんだ。

民営のイベントや農園などもあったりするから、自分のスタイルにあったものを探してみてね。